メイドの私は筆おろしを頼まれて、久しぶりのセックスに気持ちよくなってしまいました
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メイドの私は筆おろしを頼まれて、久しぶりのセックスに気持ちよくなってしまいました (ページ 1)
「旦那様が呼んでいるわ。行くわよ」
「は、はい!わかりました!」
この屋敷にメイドとして勤めて半年がたとうとしている。
短大の家政科を出て就職に失敗した私を拾ってくれた恩に報いたいと、必死で仕事を頑張ってきた。
メイドとしては少しずつだけど、仕事にも慣れてきた。
この屋敷は日本でもかなり有名な財閥の一家が住んでいる。
旦那様や奥様もすごく優しい。
それにひとり息子の修一様がとんでもなくイケメンなのだ。
修一様は新人メイドはおろか屋敷で働く使用人の名前を全員把握しており、廊下ですれ違えば挨拶もしてくれてる。
その微笑みを向けられた日には、どんなに大変な仕事も頑張れた。
しかしこんな下っ端メイドを旦那様が呼ぶなんて、何があったんだろう。
気のせいかメイド長の顔は、すこしだけ緊張している。
「失礼します」
メイド長の挨拶にならい、同じ言葉に、真似した角度でお辞儀をする。
部屋から窓の外を眺めていた旦那様はまるで何かを憂いているようだった。
「仕事が忙しいのにすまないね。恵さんに、折り入って頼みたい仕事があるんだ」
「は、はい!」
旦那様に名前を呼ばれて緊張で背筋が伸びる。
直接呼ばれるなんて気づかないところで粗相をしてしまったかと思ったけれど、仕事を頼まれるならどんとこいだ。
私にできることならなんだってしたい。
「息子の修一の筆おろしをしてほしいんだ」
「え、ええええ!」
前言撤回。
(筆おろし?あのイケメン息子が童貞!?ありえないよー!)
さすがにそんな失礼な言葉を返すわけにいかなくて、懸命に言葉を組み立ててから返事を返した。
「私には修一様が経験がないなんて思えないのですが…」
「恵さん。それがそうなのだよ。修一は我が家の跡取り息子で今年二十二。きっとこの先どこかの令嬢を娶るだろう。そのときになって経験がないなんてことはまずいんだ」
すると旦那様は私の手を取り、ぐっと握った。
「それに来年我が社に入ってからでは、社長の息子ということで悪い虫がつくかもしれない!もちろんこれは仕事だからね、特別に報酬を出すよ!」
目がとんでもなく真剣だ。
それにメイド長からの視線が痛い。
断ってはいけない雰囲気だ。
「…お、お受けいたします」
その勢いに押されてしまい、そう答えるしかなかった。
旦那様の部屋を出て、思わずその場にしゃがみ込んだ。
(どうしよう!?修一様とセックスしろってことだよね?)
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