大人の余裕 官能小説一覧(全166件)
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シャッター音が響く度、抑え付けていた欲望はゆっくりと滲み出す
高校生の時に、初めて中古の一眼レフを手にした時から、私の夢はプロの写真家だった。 だけど、二十代の頃は何も上手くいかなくて、プロなんて夢のまた夢だった。 ニューヨークで修行して、日本に帰ってきて仕事がもらえるようになった...
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2016.12.31
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やさしく頬を撫でる彼の手が私の秘部を手繰る度、私の視界は白々と快感に染まっていき…
こざっぱりとしたシティホテル。パジャマに着替えたわたしは呼び鈴が鳴るのをじっと待っていた。 月に一度の自分へのご褒美。 添い寝のデリバリー。 先月の添い寝の時間を思い出し、そわそわしていたらブザーが鳴った。 「お待たせし...
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2016.12.17
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満員電車、背後に立つ年下男子の手が私の胸を弄ぶ。我慢の限界を越えた私は―
「あっ……ん」 満員電車の中。 ごつごつと骨ばった、男の人の大きな手が、私の背後から伸びて、大胆に胸を揉む。 (はぁ……ん……) 彼の手で持ち上げられ、たぷたぷと弄ばれる。 通勤ラッシュの電車の車内。 見知らぬ誰かと、肩...
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2016.11.30
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住宅展示場。最後のお客様を見送った後、ため息をひとつ漏らした私に…
「ありがとうございました。」 本日最後のお客様を笑顔でお送りする。 私はハウスメーカーの住宅展示場でアドバイザーをしている。 今日は日曜日だからお客様が多かった。 住宅展示場だから、もちろん幸せそうなご夫婦やご家庭が多く...
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2016.10.24
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放課後の生徒指導室。本来なら生徒が指導される筈の部屋、それなのに…
放課後の生徒指導室。 本来なら生徒が指導されるはずなのに、今夜はわたしが指導される立場… 「千星先生、生徒との距離感には気をつけろと言いましたよね」 教頭である利人さんが椅子に座ったまま、わたしを鋭い視線で射抜く。 「は...
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2016.10.22
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私にはコンプレックスがある。けれどもあの人を前にすると胸は高鳴る一方で…
才色兼備である玲の職業は社長秘書である。 今日も出勤時刻の1時間前には出社した。 澄ました顔でコーヒーを淹れ、自分のデスク周りを清掃し、パソコンを立ち上げ、メールチェックをする。 受信メールをそれとなく見ていた玲は、激し...
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2016.9.29
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漫画家と編集者――越えてはならない一線がある、そう分かっていたのに…
「失礼します、原稿頂きにあがりました…って、あれ?先生は……」 「先生ならいつもの“アレ”です」 そう言って私を見ながら天井を指差すアシスタントさん。 ここは人気実力ともにトップクラスの漫画家、その仕事場兼自宅。 私は編...
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2016.8.17
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イケメン上司に連れ込まれた薄暗い資料室、溢れ出す蜜音と淫靡な吐息
「白石、この企画これで通すから手配よろしく」 青木課長からの指示と一緒に、書類を受け取る。 仕事ができて、周りからの信頼も厚く、容姿端麗。 他部署の女性社員からも人気がある。 表向き、彼女がいないということになっているが...
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2016.8.13
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初デートは彼の車で夜景ドライブ…年上の彼が教えてくれた大人の夜遊び
2人で初めてのデート。 まして、それが同世代でない男性だったりすると。 いつもより気合いが入るのも無理はない。 愛美は普段塗らないネイルを真剣に塗っていた。 どれだけ慎重に塗っても、少しズレてしまうのは、コーヒーショップ...
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2016.7.29
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憂鬱な雨は憂鬱そうな私に気だるげな雰囲気を持つオトコを与えてくれる
雨の日は嫌い。 髪はひろがるし、お気に入りの靴も履けないし。 午後はDVDでもみようかな。 ぱたぱたと家事を済ませ、ぼんやりソファに座る。 玄関のチャイムが鳴った。 「雨だからね、あなたを抱きに来たんだよ」 ぱたぱたとコ...
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2016.7.28
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雨降る爛れたクラブ帰りに声をかけてきた男に公園の奥で…七夕がもたらした夢と愛
何処からともなく漂う煙草の匂い。 赤・青・黄色の妖しいスポットライトが点滅する度、淫らな行為に耽る人達が視界の隅にチラつく。 うるさい位の重低音に紛れて、あちこちから聞こえる喘ぎ声。 強めのカクテルを一気に煽るが、それで...
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2016.7.7
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「上手くできたら後でたくさん可愛がってやるからな…」大人の男に教わるホシイ時の誘い方
「佐藤! ちょっと一杯付き合ってくれないか?」 「え!?」 帰り支度で佐藤がデスクの上を片付けていると突然そう声を掛けて来たのは、売上げが伸び悩むこの支店の経営立て直しで本社から送り込まれた上司、月島だ。 デキル上にその...
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2016.5.16
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「鍵は掛けていませんよ」優秀な年上秘書と社長室でイケナイ午後の休憩
コンコン、とノックの音。 「失礼します」 返事を待たずに入ってきたのは、スーツを着たすらりと背の高い男性。 「コーヒーをお持ちしました」 爽やかな笑みを浮かべて、私の机にソーサーとカップを置く。 それから、クッキーが数枚...
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2016.2.20
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深みある年上男性に巧みな愛撫と指示を与えられシーツの波に溺れる
それはほんとに、雷に打たれたような衝撃だった。 一目惚れ。 薄暗い照明のバーの奥、DJブースでその人は静かにレコードを手にとっていた。 カクテルグラスを片手に持ったまま、じっとその人の真剣な表情を見つめていたら、ふいにピ...
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2016.1.31
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お金を巻き上げるつもりで近づいたリーマンに知らない感覚ばかりを教えられて芽生えるもの
「先にお金だよ」 ホテルに入るなり手を出すと、ザ・リーマンて感じの男は、無言で財布を取り出した。 お札を4枚数えて、渡してくる。 やった。 思ったとおり、こういうの慣れてないんだ。 相場よりかなり盛ったのに、質問一つしな...
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2015.12.16
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失恋で傷ついた心ごと大切に優しく癒やしてくれるセラピスト
数週間前のことだ。 失恋した。 昔、誰かが「付き合ってない段階で交際を断られたのは失恋とは言わないのよ。」なんて言ってたけど、それは違うと思う。 大して生きてもないし、大して恋愛もしたことないけど、でも… 片思いだって恋...
12568 Views 140
2015.12.2