好きだった人に振られたと男友達に言ったら気持ち良すぎるエッチをされてしまって…♡

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好きだった人に振られたと男友達に言ったら気持ち良すぎるエッチをされてしまって…♡ (ページ 1)

一年もの片想いは、あっさりと砕けた。それも、「好きです」と告白して、ラブホテルに連れて行かれて、ちゃんとエッチしてから「ごめん、彼女いるから」と断られるという、あまりに悲しい失恋だった。

 連絡したら会いに来てくれたのは昔からの男友達の奏太一人きりで、私がわんわんと泣きつけば優しく慰めてくれた。

「俺にしとけばいいのに」

「へ?」

「俺なら、エッチまでしておいて捨てるとか、そんな酷いこと絶対しないし」

 それに、と奏太はいたずらっぽく笑った。

「そんな男より、絶対俺の方が上手いし?」

 俺にしときなよ、ともう一度言われて、私は寂しさとか嬉しさとか恥ずかしさとか色々入り混じった気持ちで「うん」と頷いてしまった。

 

*****

 奏太とラブホテルに来るなんて思ってもいなかった。ずっとすごく仲の良い、なんでも話せる男友達だと思ってたから。

「俺はずっと紬とこういうことできたらいいなーって思ってたけどね」

「えっ、そうだったの?」

「だって、紬となら絶対、なんでも楽しいから」

 そう言われるのは悪い気がしないし、きゅっと手を繋がれると段々とそんな気になってくる。

「紬の面白いとこ好きだけど、変な男ばっかり好きになるとこは心配だった」

 ちゅ、とキスをされると、一気に燃え上がっていく気がした。

 シャワーも浴びずにもつれ込むようにベッドに倒れ込んで、ずっとキスをしていた。

 頭の奥がふわふわして、気持ちいい。こんなふうに気持ちよくなれるキスは初めてだった。

 もっとして、といつの間にか言ってた。恥ずかしいけど、クスッと笑われることさえ気持ちよくて、夢中になってキスした。

「もう濡れてる」

 奏太が私のそこに指を這わせながら言う。言われなくても、わかってるのに…!

「だって、気持ちいいから…」

「キスだけで?」

「キスだけで!」

 奏太がクスッと笑って、蕩けかけてる私に言う。

「今からそんなで大丈夫?」

「え?」

「これからもっと気持ちよくなるよ」

 ずるい、と私は嬉しさが隠し切れない声で言った。

 

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