夜道をつけてきたストーカーが、実はお隣さんで…無理矢理えっちで感じちゃう (ページ 2)

「ストーカーの顔は見たの?」
「いいえ、怖くて見れませんでした」
「怖かったんだ」
「はい…」
「その人が、雪ちゃんのことすごくすごく大好きだったとしても?」
「え?」
「雪ちゃんが小走りになったら、ストーカーも小走りになったのは、もちろん見失いたくないから。1分1秒たりとも雪ちゃんの姿を見逃したくないから」
「悟さん?」
「でもこれでわかったでしょ。夜遅く一人で出歩いたら危ないよ。いくらカラオケが楽しいからって、ハメ外しすぎ」

そう。私は今日一人でカラオケに行った。案外楽しくなって、思いがけず延長しちゃった。だから帰りが遅くなったわけなんだけど…悟さんは、なんで知ってるの。そう思った瞬間、彼の家の中に引きずり込まれた。

「ようこそ。僕の大事な雪ちゃん」
「悟さん、なんですか…?」

そう言った私の声は、震えてほとんど出なかった。

「やっと気付いてくれたんだ」

そうやって柔らかく微笑む彼の表情が、今の私にはとても怖くて。

「ずっとアピールしてたのに全然気づいてくれないんだもん。僕、結構悲しかったな」
「アピール?」
「そうだよ。手紙とかプレゼントとかポストの中に忍ばせてたんだけど、雪ちゃん全然本気にしてくれないからさ」

確かに、たまにポストの中にそういったものが入っていることがあった。誰かのイタズラかと思って放置してたけど、まさかストーカーだったなんて。しかもお隣さん。

「わ、私帰ります」

相変わらずうわずった声のまま彼に伝えて、自分の家に戻ろうとした。けれど、彼は掴んだ私の肩を離そうとはしてくれなかった。

「なんで帰っちゃうの?」
「え?」
「帰したくない」

そう言うと彼は私にキスをしてきた。いきなりの事に頭が混乱する。力強く彼の肩を押し返すけど、びくともしない。やだ、怖い。

「んぅ、や、めて…んんっ」

信頼していたお隣さんにこんなことをされて、わけがわからなくなった私は思わず泣いてしまった。

「泣かないで。雪ちゃんが泣いてると僕まで悲しくなっちゃうじゃん。でも…泣いてる顔もすっごくかわいい」

そう言った彼の目は欲望に溺れていて私はまずいと思ったけど、そのまま玄関先に押し倒されてしまう。

「いやっ…!」

必死に体を動かして暴れるけど、簡単に手首を押さえつけられて、口元を手で塞がれた。

「僕の言うこと聞いて?そんなに悪い子だったら、多少痛くしてでもお仕置きしなきゃいけなくなっちゃうからさ」

囁いてきた彼は、本気で私のことを痛めつけて来そうな気迫があったから、さらに怖くなって動けなくなった。

「そう、いい子」

満足げにそう言った悟さんは、そのまま私のブラウスのボタンを一つ一つ外していく。下までボタンを外されるとブラジャーが露わになった。煌々と照らされた照明の下で、私の体温は上がっていく。

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