私を好きだと言ってくる同僚。冗談だと思っていたのに、ある日突然キスされて…!? (ページ 2)

「んんっ…!」

突然のことに私は固まってしまう。ハッと我に返って彼の胸を押し返そうとしたけど、後頭部に添えられた手が私を離してくれない。息を吸おうと開いた唇の隙間から、彼の舌が侵入してくる。

「ふぅ、ぁ」

逃げる舌を絡めとられて、なんだか変な感じ。頭がぼーっとして、溶けていくみたい。そんなことを思っていたら、そっと唇を離された。

「かわいい顔してる」

まじめな顔でそんなことを言われて、思わず赤面する。

「…だめです」

そう言った私の声は、とても小さくて。

「ん~?聞こえない」

彼はおどけた態度をとりながら、私の身体を持ち上げると、ベッドに降ろした。そのまま服の中に手を滑らせて胸に触れてくる。

「ぁ、雫くん、だめだってば、んっ」

突然のことに身体が固まってしまい、抵抗らしい素振りも見せられないまま、彼のペースに飲み込まれていく。

「琴乃ちゃん、背中浮かせられる?」
「背中?」

ろくに回っていない頭で考えて、彼の言葉通り腰を浮かせた。その瞬間、急に胸元の締め付けがなくなる。ホックを外されたんだと気づいたときには、直接彼に触れられていた。

「ん…ぁ…」

雫くんの手のひらの体温が直に伝わってくる。触られた部分が熱くてくすぐったくて、どきどきする。

「気持ちいいの?」
「わかんない…」

この感覚がなんなのかうまく表現できなくて、思わず彼の服を掴んだ。

「かわいい」

そう言った彼は、下腹部へと手を伸ばしてきた。そのままスカートの中に侵入してきた手は、内ももをするっと撫でた。身体がぞわぞわっとして、息が荒くなる。

「っ…うそ、なにこれ」

こんなの知らない。

「ふぇ…!?」

下着の上から秘芽を引っかかれると、思わず口から声が漏れてしまった。

「やっぱり、ここいいんだ」
「あ、ぁ、っ」

刺激が強すぎて、言葉にならない。

「雫くん…雫くん…」
「名前呼んでくれるの、ちょーうれしい」

彼はにこにこしながら、変わらず私を責め立ててくる。

「んぁ…ぁ…」

下着をするっと脱がされて、直接触られる。

「っ!…や、待って」
「ん~?」

ニヤつきながら、いじわるそうに聞いてくる。

「む、り…んっ…」

身体のびくびくが止まらなくて、無意識に涙が出てくる。

「感じてくれてて、うれしい」

耳元でそう囁かれて、もう限界だった。

「くる、きちゃ…っ!」

身体がびくんと跳ねて頭が真っ白になる。

「はぁ…ぁ…」
「イっちゃった?」

彼にそう言われて、自分がイってしまったのだと気づいた。

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