幼馴染みの可愛い系ゲイの彼が家に遊びにきて…絶頂する私たち
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幼馴染みの可愛い系ゲイの彼が家に遊びにきて…絶頂する私たち (ページ 1)
『ねぇ〜ユキちゃん聞いてぇ〜』
「なに?」
『彼氏と失恋したんだけどぉ〜』
「それもう十回は聞いた」
電話越しに女の私よりも甘ったるい話し方をする彼は自他ともに認める可愛い系ゲイのリク。
ん?そもそも可愛い系ゲイって言葉あるのか?可愛い系男子なら聞いたことあるけれど。
リクは物心ついたときから性自認も性的指向も共に男らしい。
学生の頃からリクはゆるふわっとした雰囲気と美人に限りなく近い風貌が話題を呼んで男子にも女子にもモテていた。
おかげで食べきれなかったリクのバレンタインのチョコを一緒に食べるはめになった。
今でも職場でリクはばりばりモテているらしい。私と全然違うじゃん。
とうの私は女らしくない筋肉質な体つきをしているせいで服も髪もボーイッシュにして二十六年間生きてきた。
『ねえユキちゃん寂しい…』
「じゃあさうちに来てゆっくりしていく?」
『いくっ!ていうか着いた!』
「もう?!」
最初から私の家に来るつもりだったんだろ。
リクは辛いことや悩みがあると必ず私の家にやってくる。
落ち込みが激しいとき、リクはまれに私を男だと錯覚して甘えてくることがある。
…正直めちゃめちゃ可愛いんだよな…とかいえない。
ぼんやりしていると呼び鈴が鳴った。速っ!
「リク!」
『ユキちぁぁん〜!会いたかったよ、ユキちゃん』といいながらリクは私の腕に飛びつきすりすりしてくる。
リクは目を潤ませ甘えた声でいう。
『ぎゅってして?』
わかったよ、リクは可愛い…なんていったらもっと甘えてきて大変なことになりそうなのでぎゅっとするだけにとどめた。
…え!?ちょっと…待って…
リクに抱きついたときズボン越しにあれが反り返っているのに気づいた。
リク…私、男じゃないからね?!
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