ギャップ萌えに弱い私が、失恋して弱ってる男の子を押し倒して気持ちよくさせちゃう! (ページ 3)

「あっ、悠慎くんのおっきい…!」

 想像通り、悠慎くんのものはずっぽりと私の中にハマって、ちょっと動くだけでびくびくしちゃうくらい気持ちいい。

「んんっ、奥まで当たるっ、すごいよぉっ」

 自分の気持ちいいところに当てようと動いていると、悠慎くんも我慢できなくなったのか腰を動かし始めた。

 はあはあっ、と荒い息を吐きながら額に汗をかいてる悠慎くんを見てたら、あんまり可愛くって、つい意地悪したくなっちゃう。

「ね、他に人が来たら、あの悠慎くんがこんなところでえっちしてるってバレちゃうね」

「っ、やめろ…」

「それが、先生だったら、どうする?」

 ビクッ、と悠慎くんの肩が跳ねる。好きな人にこんなところ見られたくないよね?

「ん、ふふ、悠慎くん、かわいい…い〜っぱい私とシて、悲しいこと忘れちゃっていいんだよ?」

 ちゅ、とほっぺにキスしてあげた。どんな顔するかな、と思っていると急に腰を強く掴まれた。

 あれ? と思っていると、そのまま床に押し倒される。

「きゃあんっ」

 悠慎くんが怒った顔をしながら腰を振ってくる。荒々しくても慣れてる私にはちっとも痛くなくて、むしろ、もっとシて! ってなっちゃうけど。

 それに悠慎くん、こんなふうに押し倒しておいて、私の身体が床に打ち付けられないように手で庇ってくれてるんだよね。ふふ、かわいい。こんなにかわいい人だって今日まで知らなかったのはもったいなかったなぁ。

 もっと人の多いところ、それこそ悠慎くんの好きな人が本当に通るかもしれない場所で抱かれてみたいな。そうしたら悠慎くん、どんな顔するかな?

「楽しいか? 人のこと、笑って! こんなことして…こんな、弱みにつけ込むみたいな…!」

「うん、悠慎くんが可愛くて、気持ちよくって楽しい。もっとして?」

 悠慎くんは顔を歪めながらも腰を振るのはやめない。かわいいなぁって思ったから、頭を撫でてあげる。

「く、そ…意味が、わからない…っ、なにが目的で、こんな、こんな…もう絶対、こんなとこ、来ないっ…!」

 でも、そんなこと言っておきながら、もう私の身体に夢中なんでしょ? 絶対そうだって、私は経験上知ってる。

 それで、次は悠慎くんから声をかけてくるんだ。こんなこと、一回シちゃったらやめられないよね? 気持ちいいことってぞくぞくして、やめられない。

 あと何回かは遊んであげてもいいかも、と私は悠慎くんを煽るために耳元で喘いであげた。

-FIN-

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