ナンパで声をかけてきたのは、かつての初恋相手!?思わずホテルについて行った私は…
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ナンパで声をかけてきたのは、かつての初恋相手!?思わずホテルについて行った私は… (ページ 1)
「君可愛いね。ちょっとお茶しない?」
ナンパしてきた相手は小学生の頃の初恋相手だった。
彼の名前は勇二。
成長して顔が変わっても、美里にはすぐにわかった。
「ダメかな?」
「ちょ、ちょっとなら…」
美里は大学を卒業し、大手保険会社で働くOLだ。
真面目が取り柄の、地味な女性だった。
会社に入ってまだ数ヶ月、なかなか仕事に慣れなくて、辛い毎日を過ごしていた。
そんな日々の中で生まれて初めてナンパされたことが嬉しく、しかもそれが初恋相手となれば断る理由もない。
けれど、彼女は自分が元同級生であることを伝えなかった。
根暗で目立たない自分のことを、クラスで人気者だった勇二が覚えている訳がないと思ったのだ。
(それに、私だってわかったら折角再会できたのにどこかに行っちゃうかも…)
「お茶はいいのに名前は教えてくれないんだ?」
「うん…」
「まあいいけど。可愛い子とお茶ができてまじ嬉しい」
勇二は明るくて気さくで、ちょっとチャラくなっていたけれどやっぱり誰よりもかっこよかった。
「何か、君って俺の初恋の相手に似てるんだよね」
「え?」
「すごく可愛いってこと。ねえ、よかったらこの後どう?」
何に誘われているかはすぐにわかった。
普段の彼女なら、こんな誘いには絶対に乗らない。
でも、仕事が辛くて、初恋相手に出会えたことも嬉しくて、気づいたらこくんと頷いていたのだ。
(ラブホテルなんて、初めて…)
今まで付き合った男性とは、いつもどちらかの部屋でエッチしていた。
ドキドキしながらシャワーを浴びて、ベッドに横になる。
「じゃあ…いい?」
「うん…」
勇二は美里に優しいキスをした。
「ん…んんっ…」
舌を絡め合い、ゆっくりと互いを貪り合う。
美里は頭がぼんやりしてくるのを感じた。
彼女にとって勇二はずっと憧れの存在で、そんな人とキスをしているのが信じられない。
もしかして夢でも見ているのではないかと思ってしまう。
彼の手がバスローブの中に伸びる。
「下着、つけてないんだ」
「だ、だって…」
「意外にエロいんだね」
「そんな…あっ」
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