「もっとエッチになって、全部見せて」好きだからいやらしくなっちゃう甘々カップル (ページ 6)
「いつも、昌也さんのことばっかり考えちゃって」
「それは変じゃないよ。恋人同士なら普通でしょ?」
「ちがくて!」
振り返って、正面から向かい合った。
「私が、考えること……その、えっちなこと、ばっかりで。この間、初めて、昌也さんの…モノを、咥えた時に…生まれて初めて、男の人の……せ、せーえきを、見てから…ずっと、白いものを見るたびに、思い出」
思い出しちゃう、と続けようとした言葉は止められてしまった。
突然顔が近付いて、奪うようにキスをされてしまったから。
「んんっ、ん…」
唇をこじ開けて入ってきた舌。
拒むことも出来ず、その動きに合わせるだけで精一杯だった。
そのままベッドに押し倒される。
昌也さんの手が体中を撫で始めた。
「あのっ…、お風呂まだ」
「待てない」
こんな余裕のない昌也さんなんて、初めてかもしれない。
なんだか無理やりされているようで、少し恐くも感じる。
だけど、欲しかったのは、我慢してたのは、私だって同じだ。
太腿の付け根に、固くなったものを押し当てるようにされてしまっても
ホックを外すことなく、ブラジャーをずらされてしまっても
まだお風呂に入る前だというのに、両脚をこじ開けるようにして、その場所を露わにされてしまっても
イヤじゃない。
それどころか、ドキドキさえしている。
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