課長に見られながら大人のおもちゃを使っているうちに切なくなった私は、泣きながらおねだり

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課長に見られながら大人のおもちゃを使っているうちに切なくなった私は、泣きながらおねだり (ページ 1)

「これを……、使うんですか」

渡されたのは男性の陰茎をかたどった黒々としたディルド。

根元に大きめのハンドルが付いている。

「ちょっとグロテスクで怖いかもしれないけど、頼まれてくれたら助かるよ」

子どものための夢のあるおもちゃが作りたくて入社したのに、今、私は大人のおもちゃを手にしている。

いくら少子化でおもちゃ業界の先行きが不安だからって、大人のおもちゃに手を出すような会社に入ったことを、少しだけ後悔している。綾香のばか。

でも、この役を他の女子社員に渡すわけにはいかないのだ。

大好きな課長に他の女子の裸を見せるなんて耐えられないと、私はこのおもちゃを使う社内モニターに立候補したのだ。

泣き言を言っている場合じゃない。

「じゃあ、始めようか」

「はい、悟さ……、いえ。課長」

危ない、いつも心の中で課長のことを『悟さん』と名前で呼んでいるから、思わず口にしてしまった。

課長にはよく聞こえなかったのか、反応はない。

私は妙な返事をしたことをごまかそうと、制服のブラウスのボタンに手をかけた。

下にキャミソールを着ているから、ブラウスを脱ぐのは簡単だった。

けど、問題はスカートだ。

恥ずかしくて戸惑っていると、悟さんが優しく声をかけてくれた。

「僕は後ろを向いているから」

そう言って壁の方に動いてくれた。

優しくて紳士的な悟さん、やっぱり大好きだ。

悟さんの役にたつため、恥ずかしがってる場合じゃない。

気合いを入れて一気に服を脱ぎ、裸になった。

「課長、準備ができました」

悟さんは目を伏せたまま、振り返った。

質問事項が書いてある書類を挟んだバインダーを手に、悟さんはモニター実験を始める。

「おもちゃの見た目はどうですか?」

「グロテスクで、ちょっと怖いです。色が黒くて、表面にイボイボがたくさんついてて。ハンドルがついているのも異様な感じがします」

私はデスクに置いてあるおもちゃの陰茎部分を握ってみた。

「手で握って、ぎりぎり指が付かない太さです。長さはけっこうありますけど、いろんな人の体型に合うように作られてるのかな、と思います」

「触り心地は?」

「表面はふにふにと柔らかいけど、中にしっかりとした芯があって触り心地は悪くないです。ていうか、クセになるかも」

そうやって、おもちゃについてのいくつかの質問に答えて、とうとう実体験する時がやってきた。

「これを、外陰部と膣内に塗って。媚薬だから、すぐに濡れるはずだ」

悟さんはできるだけ私の裸を見ないようにしながら、小さなチューブを手渡した。

私は用意されたパイプ椅子に座って、股間にそっと手を差しこむ。

悟さんは見ていない、大丈夫。

自分に言い聞かせて少しだけ足を開き、チューブからクリームを手に取り、性器の付近に丁寧に塗った。

膣にも指を入れてクリームを塗り広げる。

「塗り終わったらおもちゃを持って待機して」

おもちゃについているハンドルは、両手鍋の取っ手のような形で、陰茎を膣に挿入して両手で出し入れしたり、床に置いて騎乗位の体勢をとったりできるようになっている。

少し待っていると、じわりと外陰部が熱くなってきた。

膣が濡れてきたのがわかる。

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