真夜中の会社で彼氏でもない、若い営業のホープの男性と淫らな行為に思わず感じてしまう・・・
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真夜中の会社で彼氏でもない、若い営業のホープの男性と淫らな行為に思わず感じてしまう・・・ (ページ 1)
会社にほど近くの駅前のネットカフェで漫画を読んでいたら、いつの間にか寝てしまった。目を覚まして見た時計の時刻に思わず愕然としてしまった。
『や・・・やっばっ・・・(汗)』
帰りの電車が・・・終わってる!
今日は金曜日。仕事が終わって、楽しい楽しいお一人様時間を満喫しようと、ネットカフェに来たのだが、うっかり眠ってしまったらしい・・・
ネットカフェの6時間パックもそろそろ終わりだし、それよりも電車が終わってしまってる!
これからどうしよう・・・
しょうがないので、こっそりと会社へ戻り、始発電車まで時間潰しをさせてもらおうと思った。
幸い、小さな個人事務所で、そもそもビルのセキュリティが甘く、会社の鍵を持っているから簡単に入ることができる。
さすがに、この時間は誰もいないだろうし、戸締りさえきちんとして帰れば特に問題もないだろう・・・
そう思ってこっそり会社へ戻った。
会社のドアの鍵を開ける。ドアノブに手をかけ入ろうとしたとき、奥の方から声が聞こえて来た。
いや・・・声というより、猫が鳴くようなかん高い声。
耳を澄ますと女性の喘ぎ声だと思った。
『会社で?』
鍵を開けたものの、どうしようにも困ってしまい、身体が固まってしまう。
もたもたしていたら、こちらに来る足音が聞こえたので、とっさにトイレに身をひそめ、気づかれないように様子を窺った。
『じゃぁね~とっても良かった!』
入口でイチャイチャしたあと、髪の長い女性は出て行ってしまった。
『ねぇ・・・そこで盗み見してるの誰? しっかり影が映ってるから居るのバレバレだよ』
そう言うと、女子トイレのドアが開けられた。
『ご・・・ごめんなさい・・・私何も見ていないから!(音は聞こえちゃったけど)』
『なぁんだ・・・二課の菅原さんじゃん。どうしたの?こんな時間に』
『関口くんこそ、、、女性と何やってんのよ』
『トイレの前でもなんだから、中入ったら?』
そう言うと、2人は事務室の中へ入った。
時間は午前1時になろうとしている。
こんな時間に会社に居る・・・変な気分だった。
そして、真夜中の会社は、正直不気味さがあり薄気味悪くも感じられた。
カサッ!
変な物音がして、ビックリして、関口くんにしがみついた。
『ひぃぃぃ・・・』
『何、怖いの?怖いのに、よく一人で会社なんか戻ってきたね』
ひょうひょうとした関口くんは、ぽんぽんと私の頭を叩きながら話す。
背の高い関口くんは、薄暗い社内の中に居ると、大きな影となって、それもまた怖さを引き出しているような気がした。
『で・・・電車無くなっちゃって・・・』
か細い声でそう言う。
中央付近にある長いすと長テーブルの場所に来ると、ちょっとホッとした。
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