厳しいことで有名な先輩講師に押される甘くてイジワルな研修印 (ページ 7)
生徒用の机の上で脚を大きく広げたまま、ぐちゅぐちゅぐちゅ、先生の長い指は、私のすみからすみまでを確かめ続ける。
ときおり、先生の舌までが参戦する。
静かな教室に、卑猥な音が響き続ける。
私の心は目の前にいる先生の熱い目にとらわれたままだ。
吸い込む目。
「・・・せ、せん、せいっ?」
「ん?どした?・・・気分でも悪いのか?」
先生は、手を止めない。
「・・・ううん、そ、うじゃな、くて・・・・あの・・・えっと・・・」
「・・・ん?ちゃんと言ってみ?」
「・・えっと・・あの・・・ほし・・い・・入れて、くだ・・」
「・・・何を?目的語抜けてるぞ、国語科の麻美先生?」
そういうの、カクシンハンていう、よ、たぶん。
言おうとしたら、私の中に熱さが満ちた。
「これ、か?」
「ぁぁんっ!」
「・・・っ!・・・あったかいな、麻美の、なか」
「はい、みっつめ。合格、てか、それ以上」
「からかったらムキになって、・・・可愛いなあ」
「ぁぁん、せん、せい、も熱い、です・・・」
あたたかい印は私のなかを弄び続け、思わず私は声を上げ続ける。
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