麻酔から目覚めるとドクターにキスをされて…恋人のいない国の診療室 (ページ 4)

「葉月、大丈夫かい?」

「あっ、ハビエル。大丈夫です~」と起き上がろうとすると・・

「あっ、葉月、もう少し休んでから帰った方がいいよ。」とまたベッドへ寝かせるハビエル。

そして、葉月のほっぺたへ、チュッとキスをした。

(あっ、えっ、えええ~~??)

ハビエルは、爽やかな笑顔でベッドの脇の椅子に腰かけて葉月に話しかけてきた。

「葉月は、旅行でスペインに来たの?」

「そう。でもロングスティで3か月いるのよ。まだ来たばかり」

「ひとりでいるの?恋人は?」

「恋人は日本へ残してひとりで来ちゃった!」

「そーか。恋人いるんだね。君みたいに可愛かったらいないわけないよね。でも、今ここにはいないからね。2人っきりだよ。君と僕だけ」

そう言ってハビエルは、葉月の手を握り、首筋に優しくキスをした。

ハビエルの唇が、ゆっくりと葉月の肌を刺激する。

(は~・・・感じてきちゃった・・この感覚・たまらない)

ハビエルの手は、すでに葉月の豊満な胸を触っている。

「ハ・ハビエル、誰か来るんじゃない?」

「大丈夫だよ。診察時間は終わって、もう誰もいない」

「え、えーー、でももし誰か来たら・・・」

「葉月、僕のこと好き?」

「ええ、素敵な人だと思った。初対面の時、好きなタイプ!と思ったよー」

「ほんと?嬉しいなぁ。僕も葉月のこと初めて見た時、可愛いな~って思った」

そう言ってハビエルは葉月を強く抱きしめた。

葉月もそれに答えてキスをしたいのに、ガーゼでふさがれた唇を重ねることはできない。

するとハビエルが、葉月のブラウスの胸元のボタンを上からひとつずつはずしていった。

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