大切な友達の彼氏に誘惑されて、罪悪感を抱きながらも快楽を貪る私
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大切な友達の彼氏に誘惑されて、罪悪感を抱きながらも快楽を貪る私 (ページ 1)
「美羽ちゃん、紹介するね。あたしの彼氏、甲斐くん」
そう言って彼女は幸せそうに笑った。
けれど私は、彼女の幸福を素直に喜べなかった。
彼女と私は幼い頃から仲がよく、まるで姉妹のように育ってきた。
お互い、唯一の親友だと言ってもいいだろう。
少し引っ込み思案で世間知らずなところもある彼女は、私にとって大切な妹のような存在だった。
男性に関しても奥手だった彼女に初めて恋人ができたと聞かされて、私も最初は自分のことのように嬉しかった。
しかし、彼女が紹介してくれた男性は、私の想像とは少し違っていた。
整った容姿と優しそうな笑顔。
だがその瞳の奥深くには、危険な光が宿っているように、私には思えたのだ。
「はじめまして」
私をまっすぐに見つめるその瞳に、逆らえない強い力のようなものを感じる。
その予感は当たっていた。
今、私は彼の上で淫らに腰を振っている。
『大丈夫、誰にもバレないから。俺のこと、信じて』
そんなわずかなSNSのやりとりと短い会話だけで、私はたやすく彼に誘惑されてしまった。
私にも、長く付き合っている恋人がいる。
けれど彼の眼差しに抵抗できなかった。
「あっ、あ、……は、ああ……っ!」
彼の熱く張りつめたものに下から激しく突き上げられると、全身が大きく弾む。
「ああ、いいな。すごく素敵だ」
彼は歌うようにつぶやき、私のウエストを掴んでさらに激しく揺さぶった。
「あっ、あ、だめ、そんな……ああ、もうだめえっ!」
「もういきそう?」
「う、うんっ!うん、いく――いく、もう……ああっ!ああーっ!」
こんなに激しいセックスは、自分の恋人ともしたことがない。
「彼氏とはほとんどセックスレスだって、ほんと?信じられねえなあ。俺だったら、毎晩抱いても足りねえけど」
「そ、そんな……っ。だって、セックスだけが愛情表現じゃ、ない……」
口先だけの言い訳をしても、体は彼の強引な愛撫に夢中で応えてしまう。
「ああ、もう――だめ、だめっ!」
ベッドに動物のように這わされて、後ろから大きく突き上げられると、もう声を抑えることもできない。
泣き叫ぶような声を上げ、私は何度めかもわからない絶頂へ駆け上った。
「ねえ、これからも二人で会おうよ。誰にも内緒で」
「そ、そんな……無理。もう、だめ……」
私だって恋人を大事にしているし、何より彼女を裏切れない。
彼女は私の大切な友達なのに。
「また会うって約束してくれなきゃ、やめちゃうよ」
彼はそう言うと、ぴたっと動きを止めた。
「えっ?あ、や――いやああっ」
「どうするの?このままでいいの?」
「いや、いやあ、お願い、もっと……!」
「だったらちゃんと言ってよ。また会ってくれるって」
「う、うん!うん、言うこと聞くから、お願い!」
「その言葉、忘れちゃだめだよ」
そして彼は再び激しく動き始めた。
彼に貫かれたところが真っ赤に熱せられ、快感の火花をまき散らしているみたいだ。
私はその悦びに逆らえなかった。
「ああっ!ああ、いや、だめ、そこ――だめ、だめ、いく、いくううっ!」
大切な人たちを裏切る罪悪感と自己嫌悪、そしてそれをはるかに上回る快感の中で、私は生まれて初めて知る快楽に酔いしれていった。
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