スマホを見ちゃった罰に年下彼氏が出したイジワルな条件 (ページ 3)
コウが大きく開いた両手で私のお尻をがっちりつかみ、荒々しく奥を突き上げてくる。
「んあぁっあぁ――」
「そんな声出して、気持ちいい?」
「んっ――」
「気持ちいいなら、ちゃんと言って?」
「き、きもちいいっ」
俺も、とコウは小さく言うと、動きを緩めて唇を重ねる。私は唇をゆるめて舌を受け入れ、絡め合わせた。深いキスを交わしながら、また激しく腰を進められる。
コウが激しく腰を打ち付けるたびに部屋に響く水音だけが耳を支配して、頭がクラクラする。
すぐに快感の波が押し寄せてきて、
「ああああぁっ……!」
一際、大きな声を上げると私は体を仰け反らせ、内股をヒクッヒクッと痙攣させた。
「俺ももうイクっ……」
コウがペニスをナカから引き抜くと私のお腹に向かって勢いよく放出する。私は甘い痺れに酔いしれながら、体の一部に溜まっていく熱を感じていた。
初めてこんな動物的なセックスをしたと思う。
「コウにこんな風に攻められると思ってなかった」
「嫌だった?」
「ううん、びっくりはしたけど」
「よかったー……ほんとは俺、スマホ見たこと別に怒ってなくてね」
「そうだったの?」
「ミサさんと激しいエッチしてみたくて都合よく利用しちゃった。ごめん、さすがに怒るよね」
「怒ってないよ。いけないことした私の方こそごめんね」
うな垂れてしゅんとしたコウの頭を私は撫でた。いつも通りの私たちに戻った気がする。
「ほんとに?」
「うん」
「ミサさん優しい……じゃぁまた今日みたいにしてもいい?」
「もー、調子いいなぁ」
私たちは先ほどとは正反対の、優しく触れるだけの口づけを交わすと笑い合った。
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