薄暗い部屋で私を抱きだしたのは双子のお兄さん!?同じ顔したドSな2人に愛される
キャラクター設定
登場人物をお好きな名前に変更できます。
milkyに掲載の小説は当サイトが契約した作家によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。
薄暗い部屋で私を抱きだしたのは双子のお兄さん!?同じ顔したドSな2人に愛される (ページ 1)
「たまにはウチで飲もうよ、時間気にしないでさ」
付き合って1年ほどになる双海君がそう言ってくれたので、私達は色々食料を買い込んで家へ向かっていた。
ちょうど連休直前だから、家でゆっくり飲みたいのかなと思っていたら、意外な言葉が続けられた。
「兄貴が遊びに来るんだ、美菜ちゃんには会わせておきたいし」
「ぇえっ!?」
びっくりして変な声になる。
双海君は一人暮らしをしていて、家族の話自体あんまり出なかったけど、お兄さんがいるなんて聞いてない。
「お兄さんいたの?知らなかった」
「兄貴は大学が違うし、俺もあんまり会わないからね」
そうこうしているうちに家につき、私達は宴の準備を始めた。
お兄さんは夜に着くらしいので、まだ少し時間がある。
どうしようかねと悩んでいたら、双海君のメールの着信音が鳴った。
「うわー、電車遅延だって。兄貴遅くなるみたいだから、俺達だけで始めちゃおう」
そして二人で借りてきた映画を見ながら飲み食いしているうちに、私はすこし飲み過ぎてしまった。
緊張もあって、アルコールが回るのが早い。
「美菜ちゃん、ちょっと横になってていいよ。兄貴から連絡きたら起こすよ」
そう言われて、おぼつかない足取りで寝室のベッドへ倒れ込む。
双海君がお皿を片づける音を聞きながら、私はそっと目を閉じた。
コメント (0)