同棲中の彼氏がホストが故に…ツンデレ彼女が彼氏のドSスイッチを押しちゃう夜 (ページ 12)
「う…腰、痛…」
思わず声に出してしまった。
起き上がろうにも起き上がれない。
「悠貴…」
起きているのかと思って声をかけるけれど、彼は夢の中らしい。
後ろからまるで離さないかのようにぎゅっと抱きしめられていて、愛しさがつのる。
寝顔が見れないのは残念だけれど、背中に感じるぬくもり。
お互いに好きの愛してるだの面と向かって言えないのはお互い様。
だから腰にある悠貴の手を握って、心の中で大好きと伝えておこう。
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