同棲中の彼氏がホストが故に…ツンデレ彼女が彼氏のドSスイッチを押しちゃう夜 (ページ 12)

「う…腰、痛…」

思わず声に出してしまった。

起き上がろうにも起き上がれない。

「悠貴…」

起きているのかと思って声をかけるけれど、彼は夢の中らしい。

後ろからまるで離さないかのようにぎゅっと抱きしめられていて、愛しさがつのる。

寝顔が見れないのは残念だけれど、背中に感じるぬくもり。

お互いに好きの愛してるだの面と向かって言えないのはお互い様。

だから腰にある悠貴の手を握って、心の中で大好きと伝えておこう。

-FIN-

この作品が良かったら「いいね!」しよう

89

コメント (0)

コメントを書く