年下ホストにエレベーターで切なく獰猛な告白をされて…見えなかった両想い (ページ 9)

「私、本カノってやつ?」

優しい腕の中、思わず聞いてしまった。

『友営』から『本カノ』なんて、大出世過ぎる。

「違うよ」

「…違うの?」

「リコちゃんは、彼女。ただの恋人」

ぎゅっと抱きしめられると、幸せが胸にあふれた。

「俺がホスト辞めても、永久指名は継続してね」

きらきらの笑顔は、私のもの。

カイ君はホストだけど、私の彼氏。ただの恋人。

-FIN-

この作品が良かったら「いいね!」しよう

37

コメント (0)

コメントを書く