「まだ、いけるでしょう?」優しく柔らかな執事の淫らで鬼畜なお仕置き (ページ 3)
ティータイムを楽しみながら、最近のできごとを利人さんに話した。
仕事の愚痴ばかりだけど、嫌な顔ひとつせずに聞いてくれる。
「千星お嬢様は頑張り屋さんですね」
利人さんに褒められると、職場での理不尽な出来事が記憶から消えるのが不思議。
「責任感が強くて、しっかりしていて。でも、本当は繊細で傷つきやすい。なのに、凛としていらっしゃる」
「それは言い過ぎだよ」
「いいえ。千星お嬢様は素敵なレディーですよ。唇にクリームが付いたままになっていること以外は」
長い指がそっと唇のクリームを拭った。
クリームをまとった指は、ゆっくりとわたしの口の中に侵入する。
「ん…んんぅ…」
「いやらしい舐め方ですね」
舌を弄ぶような動きで、利人さんがわたしを煽った。
意地悪で甘い指に、体が従順になる。
「利人さん…早く、して…」
「そんな、はしたないお願いを口にしてはいけませんよ。千星お嬢様」
わたしの執事はそう言いながらも、さり気なくカウチソファーに導いてくれた。
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