「まだ、いけるでしょう?」優しく柔らかな執事の淫らで鬼畜なお仕置き

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「まだ、いけるでしょう?」優しく柔らかな執事の淫らで鬼畜なお仕置き (ページ 1)

繁華街の路地裏。

細い道の突き当りにある雑居ビルの三階。

『執事喫茶シュヴァルベ』の看板にはカッコ書きでアロマトリートメントと付け加えてある。

小さなエレベーターで非日常に上昇して、ドアを開けるとハーブティーの香りがふわりと体を包んだ。

「おかえりなさいませ。お嬢様」

執事の恰好をした男性が、にこやかに迎えてくれる。

「本日はフルコースになさいますか?それともデザートのみになさいますか?」

「フルコースでお願いします」

「執事のご指名はございますか?」

「利人さんで」

「かしこまりました。では、お部屋にご案内いたします」

月に一回の自分へのご褒美。

120分の贅沢がストレスも疲れも吹き飛ばしてくれる。

受付係のエスコートで小部屋に入った。

コンパクトなテーブルとチェア、それからカウチソファーが置いてあるだけの部屋。

ここにもハーブの香りが溢れている。

爽やかなのに、どこか淫靡な香り。

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