大人げない独占欲すら許容してしまう彼女に欲情して…昼休みの逢引 (ページ 6)
「そんなん見てたらまた襲っちゃうから」
『え、もう今日はダメだよ』
焦って身支度を整える莉子
「“今日は”って、また今度ならいいんだ?」
『え、うん///じゃあ教室帰るね』
戸惑いながらも目を逸らして頷いて
部屋を出ていこうとする莉子を後ろからギュッと抱きしめた。
同時に鳴り渡るチャイムの音。
『授業遅刻しちゃう…夏樹?』
「ずっと一緒にいろよ?」
『ずっと一緒だよ』
「俺以外の奴のとこなんかに絶対ェ行かせねー」
『いかないよ。夏樹じゃないと私死んじゃう』
「死ぬって大袈裟」
『私、毎日しょっちゅう先生に呼び出されてるから、クラスのみんなから超問題児って思われてるんだよ』
「ははっ。ごめんな」
『いいの。その代わり卒業したらね、ちゃんと私のこと…もらってね』
「…なんでこのタイミングでそんなこと言うんだよ。離したくなくなるって」
『じゃあこのままサボっちゃおかな』
「それはダメ」
『なんで?』
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