両手と彼自身を縛って…いつまでも子ども扱いをする先生に仕掛ける反撃 (ページ 7)

「一人でも持て余し気味なんだけど…」

え。

「…私の他に、いないの?」

「バレたらクビだぜ? なんでわざわざリスク増やすの」

ぽかんとしている私に、煙草が突きつけられる。

「お前、マジで覚えてろよ、今度、失神するまでやってやるからな」

「ええっ」

「手加減してやってたのに、この恩知らず!」

うわ、本気で怒ってる。

でも別に、怖くない。

私はまだ熱く火照っている身体に、ぎゅっと抱きついた。

「大好き、先生」

あっそ、と不機嫌な声が応えた。

-FIN-

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