両手と彼自身を縛って…いつまでも子ども扱いをする先生に仕掛ける反撃 (ページ 6)
「辛い?」
「──…っ」
「もうイった?」
胸が激しく上下している。
これは本当に苦しそうだ。
「外してほしい?」
きっと精一杯の、かすかな頷き。
きつく食い込んだゴムを苦労して取ると、大量の白濁が溢れてきた。
「…っはぁっ、はっ…」
詰めていた息を吐くみたいに、先生が大きく喉を喘がせた。
よく見たら、びっしょり汗をかいている。
腕で額を拭うと、吐きそう、と呟いてベッドサイドの煙草に手を伸ばした。
「ごめん、だって悔しかったんだよ、子供子供って」
「そういうところが実際、子供だって言ってんの」
「その子供を、何人も相手してるのは誰よ?」
ライターで火をつけながら、ぱっとこちらを見る。
「何人もって、何? 俺、そんな噂立ってんの?」
「噂っていうか…絶対そうだろうなって…違うの?」
先生は、うんざりした顔になると、煙を吐いた。
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