「じゃあ俺が試してやるよ」そう言って彼は大きな手で私を包み込んだ… (ページ 2)
ふと顔を横に向ければ鏡に自分が映し出されていた。
水嶋さんの指でめちゃくちゃにかき混ぜられながら、頬を赤く染めて瞳を潤ませた、女の顔をした私がいた。
『んッ、ぁ…水嶋…さん…ッ』
どうしようもなく欲しくなって、求めるように名前を呼んだ。
ずるっと指を引き抜かれてベルトを外す音が聞こえる。
蜜を溢れさせてビチョビチョに濡れた私に大きくなったモノが宛てがわれる。
「今更無理とか、言わないよな?」
言い終わるより前に、彼のモノが私の中を貫いた。
『んあぁあぁッ!』
「ごめんね、もう莉子ちゃんのナカ、入っちゃった」
『はぁ、あぁ、んッ』
激しく突き上げながらも体中に優しいキスの雨が降り注ぎ、水嶋さんに完全に身を委ねた。
「彼氏は気持ち良くしてくれないんだろ?俺とのエッチはどうだ?満足か?」
『もっと…ぁ、もっと突いてくださ…ぁ』
繋がったまま体制を変えられて、後ろから再び激しく突かれる。
ある一点に当たった時、一際高い声が出た。
「ここ…か?」
同じところばかりをいいように刺激される。
『あッ、そこ…ッ…やぁ、あぁ…』
「随分と…締めつけるな…ッ」
意地悪な低い声が耳元で囁く。
『も…ッ…だめ…ッ…あぁあぁあ』
立て続けに突かれ抗いようのない快楽が一瞬で全身に突き抜けて、今まで味わったことのない快感にシーツをギュッと掴んで達した。
私の締め付けで、水嶋さんも後を追うように達した。
情事後、身なりを整えようと鏡の前に立つと私のカラダの至る所に紅い花のような点々とした印が咲いていた。
「…全部消えるまで彼氏とは会えないな」
『…いいんです。もう彼氏とは別れるから…消えそうになったら、また付けてくれますか?』
身も心もすっかり堕ちてしまった私を、水嶋さんは笑顔で抱き寄せて受け入れてくれた。
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