困っていたはずなのに…いつしか触られたいと望んでしまった痴漢の犯人は!?
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困っていたはずなのに…いつしか触られたいと望んでしまった痴漢の犯人は!? (ページ 1)
社会人になってもう3年。
通勤はバスと電車で40分ほど。
最近通勤電車で困ったことがある。
それは……
「……!!」
(あ、また……!)
そう、痴漢。
今までは痴漢なんて年に数回遭うかくらいだったのが最近相当な頻度で遭っている。
どうやらターゲットにされてしまっているようだ。
声を出すこともできず、ただ触られている状態が続いていた。
何度か駅員さんに相談したものの、証拠はないし、相手の顔すらわからない。
でも最近……あたしに変化が起きてしまった。
仕事が終わり、帰りの満員電車。
そこでまたすーっと、お尻を撫でられてる。
(ぁっ……)
でも、前ほど嫌悪感がないのだ。
むしろ触られたい。
この人混みの中で。見つかってしまうかもしれない緊張感の中で。
もっと……もっと、あたしを触って!!
ついに私は今日、自ら触って欲しいというかのようにお尻を手に押しつけた。
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