生徒指導室への出頭を命じたら…腰が砕けるほどの快感と想いをぶつけられて
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生徒指導室への出頭を命じたら…腰が砕けるほどの快感と想いをぶつけられて (ページ 1)
「…っ!…ワタルくん…!止めなさいっ…!」
「やだ…止めない…ぜったい止めない…だって、やっと先生と二人っきりになれたんだもん…」
「ふ…二人っきりって…っ!あっ…あぁっ」
二人っきり、とワタルくんは言うけど、扉を開けてしまえば、そこは多くの生徒が行き来する廊下だ。
放課後の下校時間は過ぎているとはいえ、まだ何人もの生徒が学校内に残っている。
ワタルくんは、進学校の我が校には珍しい、校則を全然守らない生徒だ。
だらしない着こなしの制服、男子生徒なのに肩につくほど伸ばした茶髪、いくつも開いているピアスと、いくつもの校則違反で先生たちの反感を買っている。
それでも成績だけはトップクラスだから目をつぶっている部分はあったが、一度ガツンと指導しなければならないとなって、生徒指導を担当している私が、本日ワタルくんを生徒指導室に呼び出したのだった。
放課後、生徒指導室に「出頭」するように言うと、やけに素直に応じたなと思っていた。
ワタルくんは生徒指導室の扉を後ろ手で閉めると、そのまま私を抱きすくめた。
高校生とはいえ、その腕は押し返してもビクともしない。
「何するの!」と抗議しようとして上を向いた瞬間、斜めに唇を割られてしまった。
それは、今まで体験したことのない、官能的なキスだった。
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