恋愛恐怖症を乗り越えて…大好きな人の誕生日に結ばれる幸せH (ページ 5)
「ありがとう。好きだよ、ななこちゃん」
聡くんは、私に多い被さり、キスを落とした。舌を絡め、お互いの吐息を感じ合う、激しいキス。
お互いの両手の指を絡め、聡くんと私は、ゆっくりと一つになった。
「あ、ああっ」
声が勝手に漏れる。驚くほど、気持ちいい。
私の反応を見ながら、聡くんは、私の「イイトコロ」や「弱い動き」を見出したらしい。
欲しい刺激を与えられて、私は、喘ぐことしかできない。
降り注ぐキスの雨。
何度も突かれ、快感の絶頂へ立たされた私の上で、聡くんは、苦しそうに眉間にシワを寄せた。
「だめ、もうイきそうッ」
聡くんはそう言うと、パッと私の中から自分のものを引き抜いた。
お腹に白濁した精液が広がる。
「ごめん、ななこちゃん……」
そう目を伏せる聡くんが愛おしくて、私は微笑んだ。
「好きだよ、聡くん」
その後、私と聡くんは、2人でお風呂に入って、ベッドに寝転んだ。
「最高の誕生日だよ」
私の髪を、指で梳きながら、耳元で聡くんが囁いた。
「ななこ、大好き」
温かく幸福なキスをされながら、私は、安心と温もりで、徐々に眠りの世界へと落ちていった。
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