失恋で傷ついた心ごと大切に優しく癒やしてくれるセラピスト (ページ 9)

「んん…」

「どうしたの？」

そんなの答えられないよ…。

「ふーん。」

指は流れるように、太もも、ふくらはぎをマッサージして、足先へといく。

これで終わり。

そう思った時だった。

触れるか触れないかのタッチで、もう一度指がカラダをさかのぼってきた。

ふくらはぎ、太ももとゾクゾクした感覚が走る。

「んん…！」

「どうしたのー？」

おしりを円を描くように撫でられる。

じゅんとそこが疼くのがわかった。

「あぁ…！！」

「我慢しないで声が出していいよ。」

「だめぇ…」

「ごめん、ごめん。じゃあ、仰向けになって、タオルかけてあげるから。」

ふわっと、タオルがかけられる。

ぐるんと半回転して仰向けになると、再び章彦さんの手がタオルの上を這い出した。

ゆっくりと胸を揉みしだかれる。

「あれ？タオルの上からでも、ツンとなってるのわかっちゃうね笑」

そんなこと言わないで…。

ほおがまた熱を帯びる。

「カラダ、火照ってきたね。」

ペラっと、タオルがめくられると、章彦さんは固くなったそこにしゃぶりつく。