飼い猫ばかりを可愛がる彼に寂しさを感じていたら…気づいてくれた彼と2ラウンド (ページ 4)
悔しい…こっちはこんなに悩んでたっていうのに。
伸ばされた腕が私の身体を包む。
はずみで床にお尻をつけてしまった。
でも英治が構う様子はない。
ほどほどに筋肉の付いた体。
先程あれだけ触れた温もりが、また私を熱くさせる。
「では、おバカな絵美さんにもう一度俺の愛を教えてあげましょうか」
少しだけトーンの落とされた言葉に、逃げ出すことなんて出来なかった。
もう一度、ベッドの上で組み敷かれる。
英治は体中のあらゆるところにキスを落としながら、「愛してる」って何度も言ってくれた。
それは、いつもシロに言っているような「可愛い」じゃない。
私だけにくれる言葉だった。
「さっきあんなに出したのに、またこんなにマン汁出して」
「やっ…だって」
英治の舌と唇と、ナカに埋め込まれた指と
その言葉と、視線に……同時に犯される。
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