初デートは彼の車で夜景ドライブ…年上の彼が教えてくれた大人の夜遊び
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初デートは彼の車で夜景ドライブ…年上の彼が教えてくれた大人の夜遊び (ページ 1)
2人で初めてのデート。
まして、それが同世代でない男性だったりすると。
いつもより気合いが入るのも無理はない。
愛美は普段塗らないネイルを真剣に塗っていた。
どれだけ慎重に塗っても、少しズレてしまうのは、コーヒーショップのアルバイトで普段は塗らないからか、それとも緊張感からだろうか。
―――「仕事終わったー!今から迎えに行くよ。」―――
今日、1日中待ち望んだメールが届いた。
加藤さん。
大学3年生の愛美より10歳年上の社会人。
愛美がアルバイトをするコーヒーショップの入るビルに勤めている人だ。
毎日コーヒーを買いに来るから、すぐに顔見知りになった。
商社マンだけあって、スーツの着こなしがカッコいい。
同年代の就活中の男子とは大違いだ。
顔見知りから、コーヒーの受け渡しをする時に会話をするようになって。
思い切って、コーヒーの入った熱い紙カップにハートを描いて渡してしまった。
その結果。
帰り際、裏にアドレスが書かれた名刺をゲットすることが出来た。
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