彼にBカップだと言われてムキになり彼にCカップだと証明しようとする私

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彼にBカップだと言われてムキになり彼にCカップだと証明しようとする私 (ページ 1)

「奈加って何カップあるんだ?」

 彼氏の透からそう聞かれたのは夏の午後だった。

「は? いきなり何?」

「いや、俺が揉んだ限りだとBだと思うんだよねぇ」

 その言葉に私はプチッとキレて、

「Cカップあります!」

 大きな声を出していた。そして、キレた勢いで透に詰め寄る。

「もっときちんと揉んでから判断して」

 透の手を掴み、胸元へ持っていく。透は「あ、ああ」と若干引き気味に私の胸をさわさわと触り始めた。

「どう? Cカップあるでしょ?」

「もっとよく揉まないと分からないなあ」

 透は揉む力を強くした。

 その時、透の太い指が服の上からフニャとした胸のいただきをぎゅっと摘んだ。

「あっ、ちょっと」

「もっと?」

 わざとだった。私はむっとし、透に抗議をする。

「そういうのは今日はやめて」

 しかし、透は服の上から私の頂きをピンポイントで突く。私の体はくの字になっていった。

「あっ、あっ」

 彼はニヤリと笑い、

「服の上からじゃ、よく分からないなぁ」

 とねっとりとした目線をこちらに向けてきた。やる気だ。

 私はそんな気持ちにされてしまい、私の体の方は先ほどの刺激で頂きは立ち上がり、準備ができている状態だった。

 私はため息を吐く。仕方ないと服を脱ぎ始めた。

 その手を透が止めた。

「待て、奈加」

「何よ。そっちがしたいって言ったんじゃないの」

「別に俺はしたいとは言ってない。もしかして、奈加はしたいのか?」

 ニヤニヤとこちらを見る。こういう品のないスケベなところが透の悪いところだ。

「俺は別にいいけど、奈加もいいんじゃないか?」

 そう言って、私の胸に手を当て、服の上からやんわりと揉む。時々、指が硬く盛り上がった頂きに当たって、私は思わず声を出す。

「んっ、ふぁ」

「やっぱりしたいんじゃないか。そんなに気持ちよさそうな声出して」

 透は調子に乗って、私の服は決して脱がさず、上から柔らかく刺激し続ける。その刺激から逃れるように腰が引けた。

「ちょ、ん、透ッ!」

 透を見ると、透の下半身が大きく盛り上がっている。こうなると、もう透は止まらない。

 私は諦めた。

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