電車の中で、イケメン痴漢さんのじっとり快楽調教。声を殺して喘いでしまう私

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電車の中で、イケメン痴漢さんのじっとり快楽調教。声を殺して喘いでしまう私 (ページ 1)

緩やかに揺れる朝の通勤電車。
その中で、人目の少ない、端にある扉の前に立っていた。

こちら側の扉はなかなか開かないから、周りの人もみんなうつむいて携帯を見ている。
快速の停車駅に停まると、もとから混んでいる電車内にさらに人が増える。
その混み始めた電車の中で、ぴしりとしたスーツを着たサラリーマンが、私のすぐ後ろに立った。

(…今日も、また来てくれた)

爽やかな香水の匂い。キツすぎない、柑橘系の香り。
その匂いを嗅いで、私はどきどきと鼓動が早くなるのを感じてしまう。

「おはよう」

低い声が、私の鼓膜を揺らす。
すぐ後ろに立って話しかけられると、耳元で囁かれているみたいで、腰がぞくぞくっと震えた。

三十代前半くらいの彼は、黒い髪をツーブロックにしていて、どこかの営業マンのようだ。
目の前の窓ガラスに映る顔立ちは整っていて、道端ですれ違ったら「格好いいな」と振り返ってしまうかもしれない。

「今日のスカート、ふわふわしていて可愛いね。新しいやつかな?」

まるで知り合い同士の、世間話みたいな会話を投げかけられる。
だけど私はうつむいて、熱い息をは、と吐いた。

だって彼は、同僚でも友達でもなんでもなくて…数か月前から、私に触れるようになった痴漢さんなのだ。

偶然私が社員証を落として、それを拾ってくれた彼。
名前は透哉さんっていうらしい。
そのときは親切な人だとしか思わなかったのに、彼は次の日からそっと私に触れるようになったのだ。

しかも…最初は軽く体のラインをなぞられる程度だったのに、最近はすっかり過激になってきてしまっている。

「おっと、ごめんね。苦しくない?」

ガタン、と電車が揺れて、彼の体が一層近くに寄ってくる。
彼に背を向けて立っている私に、覆いかぶさるような姿勢だ。

彼の体温を感じて、きゅんと胸が締まるけど…それよりももっと鼓動を早めることがあった。
大きな手が、ふわりと私のお尻を撫でたのだ。

「可愛いスカート…手触りも柔らかくて、いつまでも触っていたいくらい」

そう言いながら、するすると手がお尻を撫でまわす。
下着の線をなぞり、それからお尻の下の方まで降りていき、丸みをたしかめる。

柔らかいお肉をむに、むに、と揉まれると、そこから甘い痺れが体に走った。
繊細な指に何度もさすられると徐々に体が熱くなっていく。

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