気の合う男友達から突然の告白!?彼のことなんて何とも思っていなかったはずなのに…
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気の合う男友達から突然の告白!?彼のことなんて何とも思っていなかったはずなのに… (ページ 1)
久しぶりに会わないかって男友達から連絡があった。
大学生の頃はよく遊んでたけど、卒業してからは全然会ってない。
「よ、久しぶり」
「うん、信一も元気にしてた?」
「まあな。この前ゼミの奴らと飲んでてさ、それで久しぶりに美咲に会いたくなったんだよね」
信一は気の合う友達って感じ。
大学生の頃はそれぞれ付き合ってる人とかいたし、恋愛対象として見たことは一度もなかった。
仕事のこととか、昔のこととか、お酒を飲みながらいろんなことを話した。
「で、どうなの信一。彼女はできた?元カノのことずっと引きずってたけど」
「え、そうだっけ?」
「そうそう、俺はもう恋愛なんて無理だ~、彼女以外考えられないんだ~ってわんわん泣いてたことあったけど」
「クソ、恥ずかしい。そんなこと言ってたっけ?」
信一の顔がみるみる赤くなっちゃって、ちょっと可愛い。
「で、そろそろ彼女以外は考えられるようになった?」
「…無理」
「あらあら、もう何年も経つのに…」
「やっぱ美咲以外は考えられない」
「…え?」
聞き間違いかと思って信一を見たら、彼は真剣な顔で私を見つめていた。
そんなに真剣な顔は見たことがなくて、私はうっかり、胸がときめくのを感じた。
「い、いやいや、何言ってるのよ。元カノの名前は美咲じゃないでしょ?それは私の名前よ?酔ってるの?」
「ずっと美咲が好きなんだ」
ど、どうしよう。
心臓がドキドキして煩い。
「そんな、冗談…」
「冗談じゃない。ずっと好きだ。可愛くて優しくて、努力家で…。でも美咲はモテるから、俺なんて恋愛対象外だろうなってずっと諦めてた。美咲のことを忘れるために他の子と付き合って、でも結局うまくいかなくて…。ゼミの奴らに会ったとき、美咲に今彼氏がいないって聞いたんだ。だからもう、いっそ今告白して玉砕しちまおうと思って…」
「玉砕って…」
「じゃないと次にいけないから」
ずっと、私のことが好きだったなんて…。
信一がそんな風に想ってくれてたなんて全然気づかなかった。
どちらかと言うと素っ気ない感じだったし、そんな素振りは一切見せなかったから。
(可愛い…)
顔を赤くして一生懸命告白してくれた信一が、堪らなく愛しく思えた。
「ねえ、信一…」
そして私は、彼を誘ってしまった。
どうしてあんな大胆なことができたのか、今でもわからない。
仕事で疲れていたせいかもしれないし、酔っていたせいかもしれない。
普段の私なら絶対あんなこと言えなかった。
「私と、ホテルに行かない…?」
ホテルに入ると彼は我慢のできない獣みたいに私に抱きついた。
「あっ、信一!ああっ!」
あっという間に裸にされて、ベッドに押し倒される。
乱暴に胸を揉まれて、乳首に吸い付かれる。
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