大好きな彼とのお泊りデート。さあいよいよ挿入、というときにスマホが着信をして…… (ページ 2)
「綾」
「ん?」
「もしかして、待てないの?」
「そんな…ことは…」
電話を持ったまま、ゆっくりと高木さんが私の上にのっかってきた。
相手が電話口に戻ったのか、高木さんが人差し指をくちびるにあてて、私を見下ろした。
「OK。読み上げてってくれる? すぐ選ぶから」
高木さんは電話の相手になんでもない声で伝えながら、膝を使って、私の足をゆっくりと開いていく。
(えっ…!?)
明らかに勃起した高木さんのペニスが、ぬるぬるになった私のあそこに、ぴたりと当たってきた。
指だけで3回いかされたあとだったので、私のそこは、ぬるぬるのびしょびしょだった。
「んー、なるほど。次は?」
相変わらずいけしゃあしゃあと電話対応をしながら、高木さんはつないでいた手をほどき、私の裸の右胸……今さっき自分でつけた赤い印を、なぞってきた。
体が反応し、びくんとのけぞってしまう。
(やだ。だめ。声、出ちゃう)
必死で首を横にふる。
高木さんはとてもまじめで、とても品行方正で、後輩たちからの人望も厚い人なのだ。
こんなことがバレたら、出世に響いてしまうかもしれない。
「はぁっ」
首を横に振りながらも、高木さんの愛撫がきもちよくて、私は息をもらしてしまった。
高木さんが、ちょっと楽しそうに、手のひらでころころと乳首を刺激してきた。
これが私のツボだということを知っていて、やっているのだ。
「やぁん」
思わず、小さく声をあげてしまった。
私のとろとろのあそこに当たっている彼のペニスが、どんどん、どんどん、かたく大きくなっていく。
こんなことをして感じあってるなんて、私たち、知らなかったけど、へんたいなのかも?
「ありがとう。それじゃあ、3を推してみて?」
高木さんは冷静に受け答えしているのに、私への愛撫も、勃起も、まったく止まらない。
「はぁっ…ん、はぁっ」
大事な電話中なのに、とうとう私は、高木さんが欲しくて欲しくてたまらなくなってしまった。
(でも、半分は高木さんのせいだ、と思う…)
まるで、さかりのついたメス猫みたいに腰をくねらせてもだえてしまった。
「はぁっ……はぁっ」
声を押し殺し、高木さんを見つめる。
高木さんは、「待っててね」とでもいいたげな目で、やさしく髪をなでてくれた。
「ん…」
(こんなことするの、久しぶりなんだから、思い切り声をあげて、ぎゅうってしたい)
(もっといっぱい、高木さんとくっつきたい)
さすがに電話しながらの挿入は難しいのか、高木さんは、マックスに大きくなったペニスを私におしあて、スライドさせているだけにとどまっていた。
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