女っ気も色恋話も興味のない親友を未経験と決めつけ煽ったら…サディスティックに大切に抱かれる (ページ 2)

「なぁんだ、そういうことなのね」

「な、なにが」

「いいのいいの、お姉さんは分かってますよー」

けたけたと笑いながらからかうと、家入の頬がかあっと赤くなる。

少し酷かったかなと思いながら目元に溜まった涙を拭う私の手を、ふいに家入の手が掴んだ。

「本当に分かっているか、試してみるか?」

「えっ、や、家入?」

低く囁いた家入の声は先程までとは違う音を奏でていて、思わずどきりと鼓動が高まる。

ソファから立ち上がり私の前に跪いた家入は、躊躇いなく私のワンピースのボタンに手をかけた。

「あの、家入、待って」

「そんな風に言って、待ってくれるとでも?」

狼狽する私に返ってくるのは冷ややかな言葉。

私を見上げる家入の視線には色気と嗜虐心が見え隠れしていて、私の身体はびくりと震えた。

ぷちぷちと外れていくボタンとはだけるワンピースの衣擦れの感覚が、容赦なく私を追い詰める。

ボタンを外す手首を掴んで抵抗を試みても、家入は気にもとめていないようだった。

「……そんな顔をするな」

「あっ!」

優しい家入の声が響いたかと思うと、ぎゅっと抱き締められて思わず声が漏れる。

ぷつんと緩んだブラにきゅっと目をつぶると、するすると衣服を脱がされる感覚が肌を刺激した。

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