保育園児のお兄ちゃんと…一度だけの約束エッチ (ページ 4)
「ねぇカイ君、ナル君は一人でお泊りできるの?」
「一応、できます…」
「じゃあ、おばあちゃんのお家まで送っていくよ。その後、カイ君はお家に送って行けば大丈夫でしょう?」
そのくらいなら、私にもしてあげられる。
「でも、ばあちゃんち、ちょっと遠いし」
「子供が遠慮しないの」
「…すみません」
ちょっとだけカイ君の表情が曇った。余計なお世話だったかなと少し不安になりながらも、カイ君のナビ通りに車を走らせた。
「すみません。わざわざ」
玄関先で迎えてくれたおばあちゃんは、物腰の柔らかい優しそうな人だった。
「とんでもないです。こちらこそ、ナル君にケガをさせてしまって申し訳ありませんでした」
「ぼく、もう痛くないよ」
元気に笑うナル君を見て、カイ君も笑った。
「ばーばの言うこと、ちゃんと聞くんだぞ」
ぽんぽんと幼い弟の頭を撫でるカイ君が頼もしく見えた。
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