「なんですぐ抱かれるの。誰でもいいの?」モデルになった同級生と再会したら― (ページ 4)
透は真剣な目をして、私を見つめてくる。
「ずっと唯のこと好きだった。ずっと気がかりだった。なのに、なんですぐ抱かれるの。誰でもいいの?」
「私、ずっと透の雑誌、見てたよ。……私だって透じゃなかったら、ホテルなんて来ないよ」
「……本当?」
「うん、当たり前だよ。私の方が前から好きだった」
私は透にキスをした。
触れるだけのキス。
すると、今度はお返しに透から、深いキスをされた。
息を忘れるくらいのキス。
泣きそう。
「はぁっ……」
「俺は唯だけのものだよ。ファンのものじゃない。だから唯も俺のものになってくれる?」
私は頷いて、透に抱きついた。
「あぁっ!」
透はそのまま私を持ち上げて、向かい合わせに座ったまま、自分のモノを私の中に沈めた。
急だったので、中がきゅっとなってしまった。
「イッちゃった?」
私は恥ずかしくて答えることができなくて、透の首に軽く噛みついた。
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