「楽しまなきゃソンだよ♪」そう言って先輩は女の私でさえ鼓動の早くなるような素振りで優しく触れて…
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「楽しまなきゃソンだよ♪」そう言って先輩は女の私でさえ鼓動の早くなるような素振りで優しく触れて… (ページ 1)
四畳半くらいの部屋にお風呂とマット。
その部屋を目前に、私は立ち止まる。
――この風俗店は女の子同士の仲をウリにしている、ちょっと変わったお店らしい。
「ミキちゃん、緊張してる?」
後ろから私を抱きしめた先輩。
私より頭一つ分小柄な先輩の、豊満な胸が私の背中で形を変える。
「ね、さっきも言ったでしょう?これはお仕事なんだからさ……」
私は息を飲む。
ここは大人のお風呂屋、『シスターズキャット』。
つまりはそういう、性的サービスをしているお店で……。
「楽しまなきゃソンだよ♪」
にこっと笑った先輩が、私の頬にキスをした。
* * * * * *
「じゃあ、お客さんが来る前に研修はじめよっか!」
私、ミキは本日初出勤の新人ソープ嬢。
こういう仕事は初めてで、緊張しまくりなわけだけれど私を指導してくれる先輩は凄く親切で優しい。
――この先輩いるなら、頑張れるかも……。
可愛くて、胸が大きくて、男の人がこういう女性を好きになる気持ちがすごくわかる。
先輩は、お出迎えのマナーからお風呂の沸かし方、後処理の仕方、ローションの使い方などを指導した後に
「じゃあ実践はじめるよー」
と言って服を脱ぐ。
豊満な、Eカップくらいの胸を支える、ピンクと白レースのブラとショーツ。サイドを蝶々結びにしていて水着みたい。
「ミキちゃんも脱いで?私だけじゃ恥ずかしいじゃん」
そうは言われても、人前で全裸になるのは初めて。
でも、このお仕事に付く以上、そんなわがままは言っていられない。
親が作った莫大な借金を返すためには……。
「あーまた暗い顔。だめだってば、笑顔笑顔!」
「ご、ごめんなさい……」
「こんなのただのしゃぼん遊びだよ?すぐ馴れるって!でも、今日のところは先輩がリードしてあげる」
えっへん、と胸をはり、先輩が私のシャツを脱がす。
「ミキちゃん肌きれいだね……」
ふふっと猫みたいに可愛らしく笑う先輩は、スカートのホックを外し、私を正面から抱きしめる。
「ほら、こわくないよ」
先輩はあったかくて、柔らかくて、すごくいい匂いがした。
そのままブラとショーツも取られる。お互いに全裸になった私たちは、目を合わすとクスリと笑った。
「お風呂はいろ?」
上目づかいに小首を傾げた先輩は……
――か、可愛い!
色気たっぷりで、同性の私でもどきりとしてしまう。
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