翻弄される度に経験値の差を感じて…白衣で繋がる独占欲 (ページ 2)

「美歩は何も分かってない。俺はもっともーっと、どんな時でも美歩と一緒にいたいのに」

「先生…」

「美歩はそうじゃないの?」

だって、先生の周りにはいつも他の女の子がいて。

その子達は、私と違って目立つ子ばかりだから…

「そういうわけじゃあ…」

「美歩ってば、顔真っ赤」

「か、からかってるんですか?」

先生はその問いには答えない。

代わりに、その目がふっと細くなる。

そのまま、今度は唇同士が触れ合った。

「んん……ふぅんっ…」

「美歩…」

「あの、ここじゃ…」

「扉はさっき鍵をかけて、表に不在ってプレート出しといた。勿論、カーテンも閉めたよ」

いつの間に、という言葉は、再び近付いた唇に止められた。

先生の手が、制服越しに腰を撫でる。

私は反射的に両脚を擦り合わせる。

でも、先生はくすりと笑うだけで、手を離してはくれない。

体の向きを変えられて、正面から見つめられて、またキスされて

腰にあった手は、更に下へ。

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