オフィスで後輩にマッサージをしてもらっていたら… (ページ 3)
不意に仰向けにされ、荒川くんの顔が間近に見える。
「ぁ…」
「真由さん…好きです…」
突然の告白。
そして、少しずつ顔が近付いて、優しく触れるだけのキス。
次に唇が触れると、今度は貪るような激しいキスが私を襲った。
「ん…っふぁ…はぁ…ん」
ぴちゃぴちゃと水音を漏らしながら、舌を絡め合う。
「…ン…っ」
「はぁ…」
やっと離れた唇は銀色の糸が繋がっていて、私たちはその糸を辿り、また激しく唇を合わせた。
「荒川…くん…んっ」
「真由さん…」
荒川くんの優しい手が私の身体中をなぞった。
それだけで、私は身体を震わせ、とろけそうになる。
「ぁ…だめ…ン…」
ソファの上で乱れていく服。
「真由さんのことが…好きなんです」
もう一度伝えられたその告白にゾクッと身体が震え、私は彼に応えるように強く抱き付いた。
「真由さん…可愛い…」
この間、30になったばかりの私が5歳も年下の男の子に可愛いなんて言われて、ムズがゆく、恥ずかしくなる。
それでも身体は正直に彼に反応した。
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