「ちょっと悪いことしない?」残業後のオフィスで幸せいっぱいの対面座位えっち (ページ 9)

「吉木さん、エッチだね…。見て、すっごい垂れてるよ」

「え…?」

颯人さんの目線の先を追うと、繋がったところからたくさん水滴が垂れていた。

椅子もかなり濡れてるみたいだ。

「あっ…!ごめんなさい…っ、すぐ拭きますね。シミになったら大変」

降りようとしたら、ぎゅうっと抱きしめられた。

「どうしよ…。なんか、すごい幸せ」

颯人さんはそう言って、嬉しそうに笑った。

そんな笑顔を見ていたら、なんだか私まで嬉しくなってしまって、

「ふふっ、私もです。課長…」

まだ繋がったまま、颯人さんにぎゅうっと抱きついてしまうのだった。

オフィスでのえっちはとっても刺激的だったけど、それは颯人さんとだから。

颯人さんと一緒にいられるなら、私はどこでだって幸せを感じてしまうみたいだと、ぼんやりと思うのだった。

-FIN-

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