彼に注意されていたのについ薄着で出かけたら彼に見つかって…やらしいお仕置き (ページ 4)
息を荒げる彼の吐息が耳元に掛かって、足の間が切なく疼いた。
「拓海、…拓海、も、…焦らさないでぇ……っ」
「ッ……は、…かおりのえっち」
笑うみたいな声がして、ずぷ、と奥まで貫かれる。
「あぁ、ん!」
「く、……ッきっつ、」
拓海の声がすぐ近くで聴こえる。
ぎゅう、と強く抱きしめられたまま、覆いかぶさる形で私を貫く彼は、間髪入れずにナカを擦り上げ始めた。
指よりももっともっと太くて、気持ちいい。
「あっ、あっぁん、拓海、っやぁ、すぐいっちゃ、あっ」
「いいよ、…イッて、……何回でも…ッ」
抜き差しが激しくなって、拓海の声も掠れてきた。
開いた太腿で相手を挟むみたいにして、逞しい身体に抱き付くと、お返しに奥を思い切り突き上げられた。
「ひ、ああ、あぁっ」
「━━━ッ」
同時に訪れた絶頂に、視界が白む。
くらくらするくらいの快楽に震える私の唇に、意地悪な唇がちゅう、と吸い付いた。
「……酷くされたくなかったら、もう夜にあんな恰好で出るなよ?」
低くて掠れた、拓海の声。
頷いて、そのまま舌を絡めるキスをする。
深夜、くぐもって甘く口付けを交わす水音が、寝室に響いていた。
…もっとしてほしくて、また夜に出歩きたくなっちゃったのは、秘密の話。
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