イケメンハイスペックな職場の年下恋人と久しぶりのデートなのに、体がうずいてしまい…

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イケメンハイスペックな職場の年下恋人と久しぶりのデートなのに、体がうずいてしまい… (ページ 1)

お互い忙しくて、今日は2か月ぶりのデートになってしまった。

「瑠奈さん、ここです」

「一馬!久しぶりだね」

一馬は私の2個下で、同じ職場の後輩。私が教育係を務めた。

新人の中で特に熱心だった一馬は元々イケメンで要領もよく、社内でも“期待の新人”と話題になっていた。

そんな一馬に私もいつしか心奪われていて、彼から告白してくれた時は本当にうれしかった。

同じ職場で働いているけれど部署は違うので、社内でも軽く挨拶することしかできないでいた。

だから今日の映画デートは本当に楽しみだった。

「映画の後はどうしましょうか?」

「ちょうどいい時間になると思うし、どこかでご飯でも食べよっか」

今話題の作品を観るために、私たちは映画館へと向かった。

*****

映画を観終わったお昼過ぎ、近くのカフェで軽い食事を摂った私たちは手をつないであてもなく街中を歩く。

ふと、すれ違う女性たちを見ると、一馬の姿を見て振り返っているようだった。

背が高くイケメンだから無理もない。

私が彼女たちの立場でもきっと振り向く。

自分に刺さる彼女たちの視線に、ふふっ、と笑みをこぼすと、一馬がつないでいる手をぎゅっと握った。

「何を笑ってるんですか?」

「えー?内緒」

「…そうですか」

少し含みのある返事をする一馬に疑問を抱きつつも、歩き続けるといつの間にかホテル街へとたどり着いていた。

途端に私の中で緊張が走る。

たしかに、したいと思っていたけど、でも、こんな昼間からいいのかな…?

一馬はしたいと思ってくれているのかな…?

不安げに一馬の方を見上げると、徐々にゆっくりになっていた一馬の歩みが止まった。

動こうとしない一馬を不思議がっていると、私をじっと見つめてポツリと口を開く。

「瑠奈さんは、俺とセックスしたいですか?」

「!」

ハッキリ告げられたその言葉に一瞬動揺したが、顔を赤らめつつ私はこくりとうなずいた。

*****

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