目隠しされ、縄師に緊縛されローターで責められ失神するまでイカされちゃう私

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目隠しされ、縄師に緊縛されローターで責められ失神するまでイカされちゃう私 (ページ 1)

「なんだ、結構普通のバーっぽいね」

安心したように祐樹がつぶやいた。

縁なし眼鏡をかけた横顔は、思っていたよりずっと端正で、思わずどきりとしてしまう。

「とりあえず、乾杯しよう。ってか、初めまして。莉子に会えてすごく嬉しい」

祐樹とは趣味で小説を書く人が集まるサイトのチャットで知り合った。

会うのは今日が初めてだ。

ブサメンでオタクって言ってたから、あまり期待はしてなかったけど、会ってみたらわりと好みの眼鏡男子だった。

落ち着いた声が、チャットの雰囲気とピントが合うように重なってきた。

「私も、嬉しい。祐樹と会えて」

「莉子可愛いだろうなあと思ってたけど、思ったとおり」

「えっなんで?」

「書くものからなんとなく」

「私ね、地味でつまらない女だから、可愛くて意地悪な女を書くのが好きなだけなんだけど」

私は意地悪女が主人公の痛い話を書くのが好きで、祐樹は、ストレートな恋愛ものが得意だった

「地味でつまらない女がSMかよ」

「そう、人生つまらなさすぎて。支配したり、支配されたり、そういうのに憧れる。私はたぶんMだな」

祐樹とは下ネタも含め何でも話せる間柄だった。

チャットしているうちに、次はSMモノを書きたいという話になった。

勉強のためにハプニングバーに行ってくると言ったら、ひとりじゃ危ないからってことで、祐樹も一緒に来てくれることになり、今こうしてカウンターに座っているというわけだ。

カウンターの奥の棚には、酒壜に混じって、色とりどりのディルドや鞭がディスプレイされている。
 
バースツールの後ろは、ところどころに大きなクッションが置かれたフロアになっていて、赤い照明に照らされながら、常連らしき男女が談笑している。

フロアの一角には小さなステージのようなものがあって、天井にはラッチのついたロープが吊るされている。

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