女性用風俗に行こうか悩んでいたら、開いていた予約画面を幼馴染に見られてしまって… (ページ 2)

「う、わっ!?…ちょ、どした?」

彼の速い鼓動が聞こえて、抱き締めた体温が心地いい。
もっと遥斗に近付きたくなる自分がいて、ああこれは、この気持ちはもしかしたら。

「私も…好き、みたい。遥斗のこと」

「ッ!…ほんと?流されてない?」

覗き込むように私を見る目は少し揺らいでいて、不安と期待が現れていた。
それを見たらなんだかたまらなくなって。信じてもらいたくてそっと唇を重ねた。
驚いたような彼が逃げようとするけれど、抱き締めて追うようにしたら、彼からも控えめに唇が重ねられた。
もっと来ていいよ、って伝えるように唇を薄く開いたけれど、そっと離れて咎めるように遥斗が私を小突いた。

「っ…言っただろ、自分を大事にしろって」

「わかってるよ。そのうえでいいよって言ってるの」

もともと性に興味はあったし、夜は女性用風俗でいかがわしいことをされるつもりだった。じわじわと高まっていた欲求が今になって更に膨らんできて、止まらなくなってしまっていた。

「遥斗…その、えっと…濡れて…きちゃったんだよね」

「っ…!」

「んっ、ンぅ…ッ!?」

恥を忍んで告げた言葉には、衝動的な口付けが返ってきた。
開いていた唇から、ぬるりと彼の舌が入ってくる。たどたどしくも舌を絡ませていると、時折上顎のあたりを掠められて背筋が震えた。くすぐったいような、気持ちいいような、どう受け止めていいか分からない感覚だった。

普段よりも酸素が薄くなる感覚に頭がぼんやりする。息が荒くなって、非現実的な状況に私の下着の中が濡れていくのが分かった。
もっと、もっとこういうこと…してみたい。
期待から遥斗の服の裾をすがるように掴めば、悩ましいような、苦悶するような彼の表情。
焦れったくて、思わず声をあげていた。

「いいから…っ、もっと…して」

「…最後まではしないから」

低くなった声にまた、ドキッとした。

「ひっ、ァ、あぁっ!」

服を脱がされ、彼の部屋のベッドへと沈んだ私は、ゆっくりじっくりと愛撫されていた。

キスをしながらクリを触られると、口内も下腹部も濡れ濡れで、倒錯的な気分に酔ってしまいそうだった。

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