彼と久しぶりのデート。待ち合わせ場所はラブホ。彼は着くなり私をベッドに押し倒して… (ページ 2)

「あっ、ああっ、あっ」

彼のものが私の中に入ってくる。

何も見えないせいで、体がいつもよりずっと敏感だった。

「あっ、雄太!ああっ!」

「美貴って…ほんといやらしいよね…」

「やっ!ああっ、んあああ!」

後ろから激しく突かれる。

気持ちよすぎて頭が真っ白になる。

私が興奮しているのと同じように、多分雄太もめちゃくちゃ興奮している。

だっていつもより激しいもの。

「はあっ、雄太、だめ、これ以上は…」

「何がダメなの?こんなに感じてるくせに」

「それ、は…あああッ!」

ビクビク、と体が震えて、私はイッてしまった。

へなへなと体の力が抜けていく。

「ちょっと休ませて…。イッたばかりだから…」

「むり」

「え…ああああっ!」

ペニスを抜くことも許されないまま、体を横向きにされてまた激しく責められる。

グチュグチュとあそこからいやらしい音が響く。

「やあっ、ああっ、あっ、ああああっ!」

何を言っても雄太は止めてくれなかった。

ずっとイキっぱなしみたいな状態で苦しい。

目隠しをされた上、こんなに激しいエッチじゃ、まるで雄太に犯されているみたいだった。

「あっ、あんっ、あああっ!」

「美貴…美貴…!」

彼は私の中からペニスを抜き、お腹の上に生温かいものを出した。

ちょうどその時、携帯が鳴った。

私は目隠しを外した。

鳴ったのは雄太の携帯だ。

彼は慌てた様子で電話に出た。

「うん、うん…わかってるよ。すぐ帰るから」

電話の相手はわかっている。

…彼の、奥さん。

雄太は電話を切り、服を着始めた。

「もう少しくらい、ゆっくりしていかないの?」

「ごめん。あいつヒステリーでさ。ほんとさっさと別れたいよ」

「うん…。そろそろ離婚できないの?」

「俺はすぐにでも別れたいんだけど、向こうがうるさくてさ」

不倫がいけないことはわかってる。

でも、私は雄太のことが好き。

彼との激しいエッチじゃなきゃ感じられないくらい、彼のことが大好き。

彼だって、私とじゃなきゃむりだって言ってくれてる。

奥さんとはもう何年もやってないって。

「私、ずっと待ってるからね」

「ああ、ほんとありがとな」

雄太は優しくキスをした後、急いで部屋を出て行った。

お腹を彼の精液で濡らしたまま、私はベッドに仰向けになった。

次のデートはいつかな、と考えながら。

-FIN-

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