迷路内の小部屋で後ろから奥まで突き上げられて…こんなところで気絶するほどイッてしまうなんて! (ページ 7)
肉棒を打ち付けてくるペースも上がり、千春をどんどん追い詰めてくる。
「や、いやっ、ア、アァッ、アァァンッ」
意識が飛びそうな絶頂に、千春は思い切り声をあげてきつくシーツを握り締めた。
熱いほとばしりを最奥で感じると同時に、千春の目の前はスゥッと暗くなっていった。
千春が気を失っていたのはほんのわずかな時間だけで、目覚めた後は、まだふらつく身体を剛太に支えられながら一緒にシャワーを浴びた。
「なんつーか、用意周到というか、嫌な気の利かせ方というか」
ぼやくような剛太の言葉に、千春も苦笑するしかない。
シャワールームを出て身なりを整え、ドアノブを回すと、ドアはあっさりと開いた。
「今更だけど」
と、剛太が神妙に切り出す。
「こうしてドアが開いたってことは、部屋でのアレを誰かに見られてたってことか…?」
「!」
千春はこの世の終わりが来たような心地になり、絶句した。
大きなショックを抱えたまま、剛太に手を引かれて歩き出す。
数歩進んで何気なく振り返ると、遊園地にあるまじきあの部屋が消えていた。
「剛太、部屋が!」
「ん?あれっ!?」
そこには、ただ薄暗い通路が伸びているだけだった。
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