遠距離恋愛中の彼がエッチなおもちゃをプレゼント。いつもとは違う画面越しの熱い夜。
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遠距離恋愛中の彼がエッチなおもちゃをプレゼント。いつもとは違う画面越しの熱い夜。 (ページ 1)
今夜は久しぶりに彼氏の勇人と会う。
最近仕事が忙しくてなかなか話すことができなかったから、朝からドキドキしっぱなし。
午後9時から開始だから、チャットの準備をして、お酒とおつまみも用意して。
そう、会うといっても彼とは遠距離恋愛中なので、パソコンの画面越しに会うということ。
本当に会えるのは年に2度か3度。
悲しいけれどこれが現実だから、仕方ない。
彼も遠方で好きな仕事を頑張っている。
私も頑張らなくちゃ。
9時になった。
繋がったかなと確認してみると、『おおい、聞こえるかー』と彼の声がした。
「勇人?繋がってるよ!チャットで話すの久しぶり。元気してる?」
「茉子、元気だよ、茉子も元気そう。あれちょっと太った?」
「えっうそっ!体重減ったんだけど、太って見える?」
「うそうそ、冗談です」
こんな風にたわいもない会話ができるのが嬉しい。
勇人は仕事から帰ったばかりなのか、シャツにネクタイをしたまま。
そのネクタイを少し緩めてリラックスしながら、ビールを飲んでいる。
仕事着の彼、なんだかかっこいいなーなんて思って、自然と笑顔になる。
*****
20分ほど話していると、ふと勇人がなんとなくそわそわしているような気がした。
「勇人、どうかした?なんだか様子が変だけど…」
「いや、別に…」
おかしいなと思っていると、ピンポンと玄関の呼び出し音がした。
何だろうこんな時間に。
勇人に少し待ってと言い、玄関に向かった。
宅急便の配達で、しかも差出人は勇人だった。
「ねえ!勇人から何か届いたんだけど?」
勇人はそわそわした様子を隠しきれない様子で、緊張した面持ちで微笑んだ。
「茉子、怒らないでほしいんだけど…とりあえず中身見てよ」
私は解せない感じでその荷物を開けてみた。
「ん???」
それはなんと大人のオモチャ!!!
大きな男の人のアレの形をしたやつ。
「勇人…どうしてこんなもの送ってきたの?」
「ごめん茉子、怒ってる?」
いや、私怒っているわけではないんだけど、びっくりしている。
「いきなりこんないやらしいものを送られて、どうしてほしいのかわからないだけ」
そう言うと、勇人はホッとした顔になり、話し始めた。
「恥ずかしいんだけど…俺、茉子とすごくエッチしたいんだよ。でも会うことはできないし、でも男としてさ、色々我慢が辛くて。茉子が感じている姿をみることができたらいいなと思って…」
勇人は恥ずかしそうに言った。
「それって、私がひとりエッチするのを見たいってこと…?」
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