「心は諦めたから、身体だけ頂戴」彼氏の幼馴染に求めるまで焦らされ続けて― (ページ 6)
「ひぁあああっ。だめ、まって。あ、やぁあああんっ。いやぁ、シンちゃんっ」
押し上げてくる快感に、嬌声が止まらない。
乱れよがる私の上で、汗まみれのシンちゃんが囁く。
「レナちゃん、締めすぎ」
言葉にされると恥ずかしくて、余計、ぎゅうとシンちゃんのものを締め付けてしまう。
「やっと素直になってくれたね。ねぇ、俺もいっていい?」
掠れた声が、問う。
私が頷くのを確認すると、ガンガンと私の最奥を突きあげ、私をいかせた後、シンちゃんは白く熱い液体を私のお腹の上にぶちまけた。
「俺たち、共犯者だよね――?」
嬉しそうに囁くシンちゃんに私は、ただ頷くことしか出来ない。
一筋の涙が、零れてベッドに吸い込まれていった。
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