旅先で迷子になった私が出会ったのは、路地裏で佇むバーテンダー風の彼。行き先を示してくれた彼の手は、不意に私の手首を掴んで……。 (ページ 2)
「名前」
「えっ……?」
「彼氏とかにさ、いつも何て呼ばれてんの?」
「沙希……」
「沙希ちゃん、ね。こっちおいで」
ここだと通りから見えるから、とビールケースが積み上げられた場所へ私を移動させる。
そして松山さんは段差に腰を下ろすと、後ろ向きに私を膝の上に座らせワンピースをたくし上げた。
今度はショーツの中へ手をいれ、小さな突起を指で弄り始める。
「やっ……あっ、んんっ」
「もっと足広げて」
耳元で囁かれ、私は恐る恐る足を広げる。ぷっくりと膨らんだクリを擦りながら同時に指が奥へと侵入し、グチュグチュと淫らな音を立てて膣内を掻き回した。
「ああっ、は、ん、や……あ、あっ」
松山さんの指が一番奥を刺激して、思わず大きな声が漏れてしまう。私は慌てて自分で口を押さえた。
「沙希ちゃん、ここが好きなんだ? 声すっごい出てるもんね」
私の反応を見て嬉しそうに言う松山さんに、私は首を横に振った。
「嘘つきだなぁ。それとも、指よりこっちのほうがいい?」
松山さんは私の手を取って自分の股間を触らせた。彼のモノはすっかり硬くなっている。私は息を切らしながらもう一度首を横に振った。
「イヤイヤばっか言うコはダメだよ」
と、私のショーツを両手で掴み、スルスルと下ろしていく。そして膝あたりまでいくと、片足を抜くよう私に指示した。
私は少し躊躇いながらも、結局は松山さんに従った。
その隙に松山さんはベルトを緩め、ズボンのホックを外した。そしてチャックを下ろして自分のモノを掴むと、グリグリと私の濡れたアソコへ押し当ててきた。
「沙希ちゃん、挿れてよ」
「えっ……で、でも」
「ゆっくり俺のほうへ座るだけで入ってくから。だって、ココすごいことになってるし」
そう言って陰茎の先端を私の入口に少しだけ挿し入れる。ヌプ、という音がいやらしくて、胸の奥が熱くなる。
私はゆっくりと腰を沈め、松山さんのモノを飲み込んだ。そしてすっかり腰を下ろすと、松山さんは小さく「やっべ……」と呟く。
そして私の腰を掴むと、下からパンパンと突き上げてきた。
「あっ! んん、やっ、だめ、もっとゆっくり……っ」
「無理だってこんなの……気持ち良過ぎ……っ」
「でも、声……我慢出来な……あっ!」
すると松山さんは私の口を手で覆った。彼の手は微かにタバコの匂いと、私の愛液が混じった匂いがする。声を出せない状況と相まって、私は余計に興奮してしまった。
「んんっ、はぁっ、んん、あんっ……!」
松山さんの片方の手が私の胸を揉みしだく。そのうちじれったく感じたのか、直に手を入れてブラの隙間から私の乳首をキュッと摘んだ。
「なぁんだ、ここも立ってたの?」
「やっ……」
「どうしよ、舐めてほしい? こっち向ける?」
そんな風に聞いておきながら、私の返事を待たずに陰茎を抜いて私を自分の方へ向かせる。そしてまた私に挿入させると、ワンピースをたくし上げた。
ブラをグッとずらし、露わになった乳首を舌先でチロチロと舐める。
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